小学生になり、発達障害を持つ子どもに
立ちはだかる壁、漢字学習。
「漢字1文字につき、20回繰り返し書く」という苦行。
わが子、サスケはこれで拒絶反応を
起こしました。

さぁ、どうしよう!
書き取り回数を先生と交渉して
減らしてもらう
まず、先生と交渉
「一人だけ特別扱いはできません」と
断られるかと思いきや、
あっさりOKが出ました。
宿題量は多めに設定して、厳しいようなら
減らしても良いようです。
次に、回数が減ったと子どもに伝える
我が家では20回を10回に
してもらいました。
50%ディスカウントです!
サスケ、大喜び。



じゃあ、やってもいい
上からながら、やる気を出したもよう。
ドラえもん学習シリーズを活用
「改訂新版 ドラえもんの国語おもしろ攻略 絵で見ておぼえる小学漢字1026」
小学館
定価:1210円(税込)
監/下村 昇 キャラクター原作/
藤子・F・不二雄
漢字の成り立ちを分かりやすく図解
みんな大好き、どらえもん。
のび太と一緒に楽しく勉強。
一つのカードに一つの漢字なので、
終着点がはっきりしていて
アスペルガーの子も安心。
子どもの性格とやる気に合わせて、
一日2枚、3枚と決められます。
この本には旧版もあり、
載っている漢字数は1006
新版はこれに都道府県で使う漢字を
20個足したもの。
新潟県の「潟」
すでに旧版をお持ちでも、
十分対応できます。
漢字カードの作り方
①本をコピーする
②4つに切る
1ページに漢字4つ載っているので、
漢字が1つになるように切り離します。
③色画用紙を切る
②の大きさの倍になるよう、
カラー画用紙を切ります。
カラー画用紙は百均で購入。
8枚入りで100円でした。
おススメは水色。
気持ちを鎮めてくれる効果があります。
学年ごとに色を変えると分かりやすいです。
④漢字の紙を③の左側に貼り付ける
⑤空いた右側に具体例を書く
わが子は電車が好きなので、
駅や電車の名前を書きました。
大事にしているフクロウのぬいぐるみを
描くと食いつきがよくなり、
やる気がアップ!
イラストが苦手な方なら、
お子さんの好きなものについて漢字の例を書く
、でOK。



要は、子どもの興味を
引ければいいので


⑥はがきホルダーに陳列
これも100均で購入。
学校で習う順でも、あいうえお順でも。
終わりに
このカードを宿題に合わせて
1日3~4枚学習した結果、
漢字の苦手意識が薄らいでいき、
3か月後にはカード無しで
宿題に取り組むようになりました。



正直、6年生まで作り続けるのはキツイので、
助かった!
まぁ、右のイラスト無しで、いつも使う
熟語だけにすれば乗り切れますね。
保護者の無理ない範囲で作ってください。