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漢字を嫌がる発達障害児の学習方法 漢字の成り立ちが絵でわかりやすい

小学生になり、発達障害を持つ子どもに立ちはだかる壁、漢字学習。

「漢字1文字につき、10回繰り返して書く」という苦行。

わが子、サスケはこれで拒絶反応を起こしました。

さあ、どうしよう!

目次

書き取り回数を先生と交渉して減らしてもらう

① 先生と交渉

 「一人だけ特別扱いはできません」と断られるかと思いきや、あっさりOKが出ました。

 宿題量は多めに設定して、厳しいようなら減らしても良いようです。

② 回数が減ったことを子どもに伝える

 我が家では、10回を5回にしてもらいました。

 50%ディスカウントです! サスケ、大喜び。

 「じゃあ、やってもいい」

 上からながら、やる気を出したもよう。

ドラえもん学習シリーズを活用

●「改訂新版 ドラえもんの国語おもしろ攻略 絵で見ておぼえる小学漢字1026」

  小学館 

  定価:1210円(税込)

  監/下村 昇  キャラクター原作/藤子・F・不二雄 

●漢字の成り立ちを分かりやすく図解。

  みんな大好き、どらえもん。のび太と一緒に楽しく勉強。

  一つのカードに一つの漢字なので、終着点がはっきりしていてアスペルガーの子も安心。

  子どもの性格とやる気に合わせて、一日2枚、3枚と決められます。

●この本には旧版もあり、載っている漢字数は1006。

  新版はこれに都道府県で使う漢字を20個足したもの。

  新潟県の「潟」

  すでに旧版をお持ちでも、十分対応できます。

作り方

①本をコピーする

②4つに切る

 1ページに漢字4つ載っているので、漢字が1つになるように切り離します。

③色画用紙を切る

 ②の大きさの倍になるよう、カラー画用紙を切ります。

 カラー画用紙は百均で購入。8枚入りで100円でした。

 おススメは水色。気持ちを鎮めてくれる効果があります。

 学年ごとに色を変えると分かりやすいです。

④漢字の紙を③の左側に貼り付ける

⑤空いた右側に具体例を書く

 わが子は電車が好きなので、駅や電車の名前を書きました。

 大事にしているフクロウのぬいぐるみを描くと食いつきがよくなり、やる気がアップ!

 イラストが苦手な方なら、お子さんの好きなものについて漢字の例を書く、でOK。

 要は子どもの興味を引ければいいので。

⑥はがきホルダーに陳列

 これも100均で購入。

 学校で習う順でも、あいうえお順でも。

終わりに

このカードを宿題に合わせて1日3~4枚学習した結果、漢字への苦手意識が薄らいでいき、

3か月後にはカード無しで宿題に取り組むようになりました。

正直、6年生まで作り続けるのはキツイなぁ~と思っていたので、助かった!

まぁ、右のイラスト無しで、いつも使う熟語だけにすれば乗り切れますね。

保護者の無理ない範囲で作ってください。

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